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効率がいいトレードと保有リスク

ポジションを建てる時に、必ず保有リスクが付きまとう。

そもそもリスクの取り方は個々それぞれだとは思うが、自分の考え方を書こうと思う。

数年前までは、運用資金を大きく使えており、ポジションも乱立させていた。
例えば、数カ月後を見据えて、その間を適度に大きい枚数で保有し続けながら、毎日トレードしていたり。
これは、運用資金に対してのリスクが見合っていたから。

今は、運用資金を少なくしている為、このようなトレードでは保有リスクが見合わない。
なので、ポジションを長く保有するスタイルから、ポジションは短く持ちつつトレード回数を増やしていくスタイルに変更している。

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この図で少し解説すると、1から保有し続けると、効率が悪い
1で売りエントリーして8まで保有したとして、値幅約1円。
期間は約5日。この間毎日売り目線で戦略を立てることができる日が続いたので保有は可能。
しかし、5日間のマイナススワポと戻り値幅がこの期間の中に数回ある。
結局、含み益が一時減りながら再度含み益が増えていく。その間にマイナススワポがついていくというトレードになる。

このトレードをやるには、マイナススワポが運用資金と保有ポジの含み益の1%を維持できるくらいの枚数でポジを持てる運用資産がないときつい。
約1円の値幅を取るのにかかるコストが大きく効率が悪い。

対して、1→2、2→3、3→4、4→5、5→6、6→7、7→8という7回のトレードを同じ約1円の値幅の中でトレードすると370pips約3円70銭という利益になる。
そして、マイナススワポはほぼコストとしてかからず、さらには、毎日利益を出す=口座残高を増やすことによりメンタルも晴れる。


保有リスクとトレードの効率を考え健康的なトレードを心がけたい。

本当に大事なのは、決済レベルと損切レベルが設定できるエントリーを行う事。

1番簡単なのがエントリーの根拠を見つける事
2番目がロスカットレベルを見つける事
3番目が利確ポイントを見つける事
4番目が、エントリーした場合の、そのトレードのリスクと利益を事前に組み立てられているか。

とりあえず、売りポジを長期間保有しつつ、買いポジ持って決済は何もしないとか
エントリーは分かっても利確が組み立てることができていないような非効率的取引はしないようにしたほうがいい


#つなぎ売買と両建ては違う
#エントリーしても決済できなきゃ無意味
#マイナススワポだけ取られて建値決済とかシャレにならない